防災スリッパのおすすめ6選|普段使いしながら足元の危険に備えよう!

地震で食器や窓ガラスが割れると、避難を始める前に室内で足を負傷するおそれがあります。

そこで役立つのが、靴底に耐踏み抜き用のシートなどを備えた防災スリッパです。

防災スリッパのおすすめを選ぶなら、単に「防災用」と書かれているかではなく、耐踏み抜き性能や脱げにくさ、暗所での使いやすさまで比べることが大切です。

普段からルームシューズとして履ける製品なら、収納場所を忘れにくく、突然の揺れにも対応しやすくなります。

ここではメーカー公式情報を中心に、特徴の異なる6商品と選び方、置き場所、使用時の注意点を整理します。

普段使いにも安心な防災スリッパ

防災スリッパのおすすめ6選

おすすめ候補は、耐踏み抜き性能が確認でき、日常の室内履きとしても使いやすい商品を中心に選びました。

価格は公式サイトで確認できた税込価格を目安としており、販売店や時期によって変動します。

同じ防災スリッパでも、洗えるタイプ、蓄光付き、かかとを固定できるタイプなど強みが違うため、使う場所を想像して比較しましょう。

COGIT防災 足まもりっぱ+

コジットの「COGIT防災 足まもりっぱ+」は、高強度の非金属性耐踏抜きシートを底面に内蔵し、JIS T 8101が安全靴に求める耐踏み抜き性能試験をクリアした製品です。

合皮の表面は汚れを拭き取りやすく、かかとを踏んで普段履きにできるため、防災用品をしまい込まず生活の中で使いたい人に向きます。

蓄光テープや滑りにくい底材も採用されていますが、メーカーは画びょうなど先端が細い物は貫通するおそれがあると注意喚起しています。

名称 COGIT防災 足まもりっぱ+
特徴 耐踏み抜き・蓄光・合皮
向いている人 普段履きも重視する人
価格帯 3,278円程度
注意点 洗濯不可・鋭い画びょう等に注意

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足まもりっぱ

コジットの「足まもりっぱ」は、1100ニュートンの耐踏み抜き性試験をクリアした特殊シートを底面に備える室内履きです。

普段はかかとを踏み、非常時にはかかとまで覆うように履けるため、日常性とフィット感を両立しやすいのが特徴です。

手洗いできる一方、室外使用や走行は想定されておらず、小さな子どもの使用も避けるようメーカーが案内しています。

名称 足まもりっぱ
特徴 1100N試験クリア・手洗い可
向いている人 洗える製品がほしい人
価格帯 2,178円程度
注意点 室内用・子どもの使用は避ける

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防災ルームシューズ ITSUMO

アルファックスの「防災ルームシューズ ITSUMO」は、耐踏み抜き性インソールを内蔵しながら、レザー調の外観で日常の部屋になじみやすいモデルです。

かかとを踏んでも起こしても使えるバブーシュタイプで、Mは約22.5~24.5cm、Lは約25.0~27.0cmに対応します。

手洗いできるため、非常時だけの保管品ではなく毎日履きながら備えたい家庭に合わせやすいでしょう。

名称 防災ルームシューズ ITSUMO
特徴 耐踏み抜き・2WAY
向いている人 デザインと日常性を重視する人
価格帯 2,750円程度
注意点 サイズはM・Lが中心

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KEYUCA 防災スリッパ

KEYUCAの「防災スリッパ」は、釘やガラスを通しにくい丈夫なシートと、JIS規格に準じた耐踏み抜き性能を備えるインソールを内蔵しています。

フチに蓄光素材を使い、暗所で約5時間光る仕様なので、停電した寝室でスリッパの位置を見つけやすい点が魅力です。

Mは22~24cm用、Lは25~27cm用で、手洗いにも対応しており、機能と手入れのしやすさを両立したい人に適しています。

名称 KEYUCA 防災スリッパ
特徴 耐踏み抜き・蓄光・手洗い可
向いている人 寝室で使いたい人
価格帯 2,189円程度
注意点 蓄光には事前の光が必要

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防活スリッパ

オクムラの「防活スリッパ」は、防災用品を特別な場所に保管するのではなく、普段の生活に取り入れる考え方で作られています。

底には安全靴の耐踏み抜き性基準に合格したインソールが入り、非常時にはかかとを掛けて履くことで脱げにくくできます。

蓄光テープ、滑りにくい底面、吸湿・消臭を意識した中敷きなど、日常の快適性も考えられているため、毎日のスリッパをそのまま防災仕様に替えたい人向きです。

名称 防活スリッパ
特徴 耐踏み抜き・蓄光・かかと対応
向いている人 常用して備えたい人
価格帯 4,000~5,000円程度
注意点 一般的なスリッパより高価

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あゆみ 防災ルームシューズ

徳武産業の「あゆみ 防災ルームシューズ」は、1100ニュートンをクリアした耐踏み抜き防止特殊シートを内蔵した、靴に近い形の室内用シューズです。

面ファスナーで足に合わせて調整でき、Mから3Lまで展開されるため、一般的なM・Lだけではサイズが合いにくい人も候補にできます。

反射材が付いており、底は泥汚れや水が染み込みにくい仕様なので、フィット感や移動時の安定性を重視したい人に向いています。

名称 あゆみ 防災ルームシューズ
特徴 1100N・面ファスナー・反射材
向いている人 脱げにくさを重視する人
価格帯 2,970円程度
注意点 スリッパ型より着脱に手間がある

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防災スリッパは耐踏み抜き性能から選ぶ

防災スリッパで最初に確認したいのは、床に散乱した鋭利な物から足裏を守る性能です。

厚そうに見える底でも、防災用途の耐踏み抜き性能が示されていなければ、釘や硬い破片への強さは判断できません。

商品説明に試験値やJIS T 8101に関する記載があるかを確認し、そのうえで履きやすさを比較しましょう。

1100ニュートンを目安にする

今回紹介した複数の商品では、1100ニュートンの耐踏み抜き性試験をクリアしたことが明記されています。

この数値が表示されていれば、メーカーが一定条件の試験で底の耐貫通性を確認していることを判断しやすくなります。

  • 1100Nの試験結果がある
  • JIS T 8101への言及がある
  • 耐踏み抜きシートの内蔵が明記されている
  • 使用上の注意も確認できる

普通のスリッパと区別する

一般的な室内スリッパは快適性を主目的としており、鋭利な破片を踏む状況まで想定しているとは限りません。

地震では窓ガラスだけでなく、食器や照明などが破損して床に散乱する可能性があるため、底の防護構造は重要です。

比較項目 一般的なスリッパ 防災スリッパ
主目的 室内の快適性 足裏の保護
耐踏み抜き 通常は想定外 対応品あり
かかと固定 少ない 対応品あり
暗所対策 少ない 蓄光・反射材など

性能を過信しない

耐踏み抜き試験をクリアした商品でも、あらゆる鋭利物を完全に防げるわけではありません。

コジットは足まもりっぱ系の商品で、画びょうなど先端が細く尖った物は貫通するおそれがあると明記しています。

災害後の床を意図的に踏み歩くのではなく、安全な経路を確認しながら移動するための補助装備として考えましょう。

非常時に脱げにくい形を選ぶ

耐踏み抜き性能が高くても、歩くたびに脱げるスリッパでは、揺れの直後の移動で使いにくくなります。

特に階段や物が散乱した廊下を移動する場面では、足とスリッパが一緒に動く形状が重要です。

かかとを覆う2WAYタイプやベルト、面ファスナーの有無を確認すると選びやすくなります。

かかと固定を優先する

日常ではかかとを踏み、非常時だけ起こして足を包めるタイプなら、普段の脱ぎ履きのしやすさを損ないにくいでしょう。

防活スリッパやITSUMO、足まもりっぱなどは、普段履きと非常時の履き方を切り替えられる点が特徴です。

  • かかとを覆える
  • ゴムやベルトで固定できる
  • 足に合うサイズを選べる
  • 底面に滑り止めがある

サイズの余裕を確認する

大きすぎる防災スリッパは足が中で動き、小さすぎるものは急いで履きにくくなります。

家族共用の一足ではなく、できるだけ一人ひとりの足に合うサイズを準備したほうが、いざというときに迷いません。

使う人 重視したい点
大人 足長と固定性
高齢者 脱げにくさと着脱性
足幅が広い人 足囲と調整機能
家族全員 個別サイズの用意

歩行のしやすさも試す

防災スリッパを購入したら、災害まで一度も履かずに保管するのではなく、室内で実際に歩いてフィット感を確認しておくと安心です。

つま先が引っ掛からないか、階段で脱げないか、かかとを固定した状態で痛みがないかを確かめましょう。

普段使いできる商品なら、日常の中で履き慣れておくこと自体が非常時の動作確認になります。

寝室では暗闇を想定して備える

大きな地震が就寝中に起きると、停電した室内で割れた物を避けながら移動しなければならない可能性があります。

そのため寝室用の防災スリッパは、性能だけでなく、暗い中で見つけてすぐ履けることが重要です。

枕元に置く場合は、家具の転倒や落下物で取り出せなくならない場所も考えましょう。

蓄光や反射材を活用する

KEYUCAの防災スリッパやオクムラの防活スリッパには蓄光の工夫があり、徳武産業の防災ルームシューズには反射材が採用されています。

蓄光素材は光を蓄えて発光するため、完全な暗所に長時間置いた場合などは見え方が変わる点も理解しておきましょう。

  • 蓄光部分が見える向きで置く
  • 懐中電灯も近くに用意する
  • 家具の下敷きになる場所を避ける
  • 左右をそろえて置く

枕元の定位置を決める

夜間に揺れた直後は、探し物をする余裕がない可能性があります。

ベッド脇など手を伸ばしやすい場所に定位置を作り、物を重ねず、そのまま足を入れられる向きにしておくと使いやすくなります。

置き方 ポイント
ベッド脇 起床直後に履ける
収納箱の中 取り出す動作が増える
家具の前 転倒時に塞がれる可能性
左右をそろえる 暗所でも履きやすい

家の複数箇所に置く

寝室だけに一足置いても、昼間にリビングや仕事部屋で被災すればすぐ使えないことがあります。

普段履きタイプをリビングで使い、寝室には別の一足を置くなど、長時間過ごす場所ごとに備える方法も有効です。

家族が多い場合は、誰のものか分かるようサイズや置き場所を決めておくと、緊急時の取り違えを減らせます。

普段使いできる防災スリッパは管理しやすい

非常用として収納したままにすると、いざというときに場所を思い出せなかったり、経年劣化に気づかなかったりすることがあります。

普段使いできるモデルなら、日常的に状態を確認でき、履き方にも慣れやすいのがメリットです。

一方で毎日使えば汚れや摩耗も進むため、洗濯方法や交換時期を意識する必要があります。

手入れ方法を確認する

防災スリッパは内部に特殊シートや複数の素材を使う商品があり、一般的な布スリッパと同じ方法で洗えるとは限りません。

足まもりっぱやKEYUCAの防災スリッパ、ITSUMOのように手洗い可能と案内される商品もあれば、足まもりっぱ+のように洗濯不可の商品もあります。

  • 洗濯表示を確認する
  • 濡れたまま収納しない
  • 底の剥がれや破損を見る
  • 蓄光部分の状態も確認する

素材の劣化を見逃さない

防災用品は未使用なら永久に使えるわけではなく、素材によっては湿気や紫外線、時間経過で劣化します。

コジットも足まもりっぱ+について、未使用のまま収納していても素材の劣化を防げない旨を案内しています。

確認箇所 交換を考える状態
底 剥がれ・ひび・大きな摩耗
かかと ゴムや生地の伸び
縫製 ほつれ・破れ
固定部 面ファスナー等の弱り

室外避難用の靴も用意する

防災スリッパは、揺れの直後に室内で足を守る用途には便利ですが、すべての商品が屋外の長距離避難を想定しているわけではありません。

実際に足まもりっぱは室内履き専用とされているため、屋外避難まで一足で済ませる前提にはしないほうが安全です。

玄関には歩きやすい靴を用意し、防災スリッパはそこへ安全に移動するまでの足元保護として使うなど、役割を分けると備えが具体的になります。

防災スリッパを家族分そろえて足元の備えを始めよう

防災スリッパのおすすめを比較するときは、耐踏み抜き性能を第一に確認し、次にかかとの固定、サイズ、暗所での見つけやすさ、手入れ方法を比べると選びやすくなります。

普段使いを重視するなら足まもりっぱ+やITSUMO、防活スリッパ、暗所での見つけやすさを重視するなら蓄光仕様のKEYUCA、足への固定性や幅広いサイズ展開を求めるなら徳武産業の防災ルームシューズが候補になります。

ただし耐踏み抜き性能がある製品でも、細い鋭利物を含むすべての危険を防げるわけではなく、屋外避難に適さない室内専用品もあります。

家族それぞれの足に合うものを寝室や長く過ごす部屋に置き、実際に一度履いて歩いておけば、突然の地震でも使い方に迷いにくくなります。

防災バッグの中身だけでなく、揺れた直後に玄関まで安全に移動するための「足元の備え」として、防災スリッパを日常に取り入れておきましょう。

普段使いにも安心な防災スリッパ