「マツコの知らない世界」で100均の防災グッズが紹介されたと知り、何を買えばよいのか気になっている人は多いでしょう。
TBS公式サイトを確認すると、2021年11月9日放送の「防災グッズの世界」で、DAISOの商品を使った手軽な備えが実際に紹介されています。
ただし、放送から時間が経っているため、当時の商品名や価格をそのまま現在の売り場に当てはめるのではなく、必要な機能を基準に選ぶことが大切です。
100均は防災の入口として便利ですが、水や食料、トイレ、情報収集手段などを含め、家庭全体の備蓄として考える必要があります。
番組で紹介されたアイテムを起点に、現在の防災でどう活用すればよいかを具体的に整理します。
非常時に備えた32点セットが安心
マツコの知らない世界で紹介された100均防災グッズ7選
2021年11月9日のTBS公式ページでは、防災アドバイザーの高荷智也さんが出演し、最低限そろえたいグッズなどが紹介されました。
100均関連ではDAISOの商品が掲載されており、当時110円の商品を中心に、折りたたみリュックは330円と案内されています。
ここでは番組公式ページで商品名を確認できる7種類を取り上げ、災害時にどのような役割を持つのかを見ていきます。
8wayポケットナイフ
8wayポケットナイフは、複数の機能をコンパクトにまとめられるため、持ち出し袋の省スペース化に役立つ道具として紹介されました。
TBS公式ページでは放送当時110円で、ポケットナイフは「店舗在庫のみ」と注記されているため、現在も同じ商品が買えるとは限りません。
刃物を含む道具は使用場所や携帯方法に注意が必要なので、防災目的でも不用意に日常携帯せず、自宅の備蓄や適切な収納場所で管理するのが基本です。
| 名称 | 8wayポケットナイフ |
|---|---|
| 特徴 | 複数機能を小型化 |
| 向いている人 | 自宅備蓄の小物をまとめたい人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | 刃物の携帯・管理に注意 |
非常用呼子笛 IDカード付
非常用呼子笛は、声を出し続けるより少ない負担で周囲に存在を知らせやすく、閉じ込めや孤立を想定した備えに向いています。
番組公式ページではIDカード付きの商品が紹介され、放送当時の価格は110円でした。
持ち出し袋の奥にしまうより、リュックの肩ひもなど緊急時にすぐ手が届く位置へ取り付けておくと使いやすくなります。
| 名称 | 非常用呼子笛 IDカード付 |
|---|---|
| 特徴 | 笛とIDカードを一体化 |
| 向いている人 | 救助要請の手段を備えたい人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | すぐ届く位置に装着 |
折り返しニットキャップ
折り返しニットキャップは、寒い季節の避難で頭部の冷えを抑えるために使えるアイテムです。
番組ではDAISO商品として紹介され、放送当時の価格は110円でした。
ただし落下物から頭を守るヘルメットの代用品ではないため、防寒用品と保護具は役割を分けて考えましょう。
| 名称 | 折り返しニットキャップ |
|---|---|
| 特徴 | 頭部の防寒を補助 |
| 向いている人 | 寒い時期の避難に備える人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | 保護帽の代用にはならない |
すべり止め手袋 2双入 紳士用
手袋は避難時の防寒だけでなく、片付けや物を運ぶ場面で手を保護する補助用品として役立ちます。
番組公式ページでは、すべり止め手袋2双入りの紳士用が放送当時110円で紹介されました。
割れたガラスや鋭利な金属を扱う可能性がある作業では一般的な手袋だけで十分とは限らないため、用途に応じた丈夫な保護手袋も検討すると安心です。
| 名称 | すべり止め手袋 2双入 紳士用 |
|---|---|
| 特徴 | 手の保護と滑り対策 |
| 向いている人 | 避難・軽作業に備える人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | 鋭利物には専用品を検討 |
折りたたみリュック
折りたたみリュックは、小さく収納でき、必要になったときに荷物をまとめられる点が便利です。
番組公式ページでは放送当時330円と案内されており、100円ショップでも商品によって価格が異なることが分かります。
非常持ち出し袋として使う場合は、実際に水やライトなどを入れて背負い、重さに耐えられるか、肩ひもが食い込まないかを事前に確かめましょう。
| 名称 | 折りたたみリュック |
|---|---|
| 特徴 | 小さく収納できる |
| 向いている人 | 荷物の運搬手段を増やしたい人 |
| 価格目安 | 放送当時330円 |
| 注意点 | 耐荷重・背負い心地を確認 |
アルミ保温ブランケット
アルミ保温ブランケットは薄くてかさばりにくく、避難先や屋外で体温低下を防ぐ補助用品として持ち出し袋に入れやすいアイテムです。
TBS公式ページではDAISOの商品が放送当時110円で紹介されています。
一度開封して大きさや扱い方を確認しておくと、暗い場所や寒い状況でも戸惑いにくくなります。
| 名称 | アルミ保温ブランケット |
|---|---|
| 特徴 | 薄型で保温を補助 |
| 向いている人 | 寒さへの備えを省スペース化したい人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | 事前に広げ方を確認 |
らくらくエアー枕
らくらくエアー枕は、避難所や車内など普段とは違う環境で休む際の負担を軽くする目的で活用できます。
番組公式ページでは放送当時110円の商品として掲載されています。
防災では命を守る用品が最優先ですが、避難生活が長引く可能性も考え、睡眠や休息を支える小物を余裕があれば加えるとよいでしょう。
| 名称 | らくらくエアー枕 |
|---|---|
| 特徴 | 空気式で省スペース |
| 向いている人 | 避難時の休息も考えたい人 |
| 価格目安 | 放送当時110円 |
| 注意点 | 生命維持用品を優先 |
100均だけで防災を完成させないための考え方
番組で100均アイテムが紹介された魅力は、身近な店から低いハードルで備えを始められることです。
一方で、災害時に必要なものをすべて100均だけでそろえる発想にすると、数量や性能、長期備蓄の面で不足する可能性があります。
「安く買える物は100均、命や生活の継続に直結する物は必要量と性能を優先する」という分け方が現実的です。
100均向きの用品
消耗品や小物は複数用意しやすく、100均の強みを生かしやすい分野です。
自宅用、持ち出し袋用、車用などに分散して置けば、災害発生時に手元へ届く可能性を高められます。
- ホイッスル
- 手袋
- ポリ袋
- ウェットシート
- タオル
- アルミ保温用品
- 衛生用品
性能を優先したい用品
明かり、電源、ラジオなどは、価格だけでなく連続使用時間や耐久性、電池の入手しやすさを確認したい用品です。
特に停電が長引く状況では、ライトが点くことだけでなく、必要な時間使い続けられることが重要になります。
| 用品 | 重視したい点 | 準備の考え方 |
|---|---|---|
| ライト | 明るさ・連続点灯 | 複数個を分散 |
| 電池 | 対応規格・期限 | 予備も用意 |
| モバイル電源 | 容量・安全性 | 定期的に充電 |
| ラジオ | 受信・電源方式 | 事前に操作確認 |
放送当時の商品に固執しない
TBS公式ページには「情報は放送当時のもの」と明記されているため、2021年に紹介された商品が現在も同じ仕様や価格で販売されているとは限りません。
ポケットナイフについても当時すでに店舗在庫のみとされており、番組の商品名を探し回るより「何のために必要なのか」を基準に代替品を選ぶほうが実用的です。
100円ショップは店舗によって品ぞろえも異なるため、一度で全部そろわなくても必要機能をリスト化して順番に備えれば問題ありません。
持ち出し袋に加えたい防災用品
番組で紹介された100均グッズは便利ですが、避難時の持ち出し袋には飲料水、食料、救急用品、情報収集手段なども必要です。
消防庁の防災危機管理eカレッジでも、水、非常食品、救急用品、ラジオ、衣類、マスク、ウェットティッシュ、タオル、懐中電灯などが非常持出品の例として挙げられています。
家族構成や健康状態によって必要品は変わるため、市販セットをそのまま置くのではなく、自分用に中身を調整しましょう。
まず入れたい基本品
非常持ち出し袋は、避難が必要になった瞬間に持って出る物なので、備蓄品すべてを詰め込む必要はありません。
重すぎるバッグは避難を妨げるため、命を守り、移動直後をしのぐ物を優先します。
- 飲料水
- すぐ食べられる食品
- 常用薬・救急用品
- ライト・予備電池
- 携帯ラジオ
- 携帯トイレ
- マスク・衛生用品
- 現金・身分証の控え
家族ごとに変える中身
必要な防災用品は全員同じではなく、乳幼児、高齢者、持病のある人、ペットがいる家庭などでは個別の準備が欠かせません。
消防庁も、常用薬がある人は処方箋などのコピー、赤ちゃんがいる場合はミルクやおむつなど、それぞれに応じた準備が必要だと案内しています。
| 対象 | 追加を考えたい物 |
|---|---|
| 乳幼児 | ミルク・おむつ・離乳食 |
| 高齢者 | 常用薬・補助用品 |
| 持病がある人 | 薬・処方情報・医療情報 |
| 女性 | 生理用品・衛生用品 |
| ペットがいる家庭 | フード・水・移動用品 |
重さを実際に確かめる
必要そうな物を次々と入れると、持ち出し袋は簡単に重くなります。
完成後は実際に背負って玄関から外まで歩き、階段や暗い場所でも安全に移動できる重さか確かめましょう。
水や食料の全備蓄を持ち出し袋へ詰め込まず、避難用と在宅用を分けることで、移動しやすさと備蓄量を両立できます。
在宅避難を想定した備蓄の整え方
災害時は必ず避難所へ行くとは限らず、自宅の安全が確保できれば在宅避難になる場合もあります。
内閣府は2026年度の防災週間に関する資料で、最低でも3日、できれば1週間分程度の食料、飲料水、携帯トイレ・簡易トイレ、トイレットペーパーなどの備蓄を呼びかけています。
100均で買える小物を入り口にしつつ、生活を数日続けるための「量」を別に確保することが重要です。
水と食料
飲料水と食料は、防災用品の中でも数量を意識して準備したい基本の備蓄です。
内閣府の案内では、家庭で最低3日間、できれば1週間過ごせる備蓄が勧められ、飲料水は1人1日3リットルが目安として示されています。
特別な非常食だけに頼らず、普段食べている保存性の高い食品を多めに買い、食べた分を補充するローリングストックなら期限切れも防ぎやすくなります。
- 飲料水
- パックご飯
- 缶詰
- レトルト食品
- 乾麺・即席食品
- 菓子・栄養補助食品
携帯トイレ
断水や排水設備の損傷が起きると、自宅の便器が残っていても普段どおり水を流せない可能性があります。
内閣府は食料や水と並んで携帯トイレ・簡易トイレの備蓄を挙げているため、100均で見かけたら数個買うだけではなく、家族人数と日数を考えて必要量を準備しましょう。
| 確認項目 | 考え方 |
|---|---|
| 人数 | 家族全員分を想定 |
| 日数 | 最低3日、できれば1週間を意識 |
| 保管 | トイレ付近にも分散 |
| 付属品 | 袋・凝固剤・紙を確認 |
| 使用方法 | 平時に説明を読む |
熱源と日用品
停電やガス停止が続くと、食品があっても温められず、日常生活の負担が大きくなります。
内閣府はカセットコンロ、下着、トイレットペーパーなども備蓄例として案内しているため、食料とセットで生活用品まで確認しましょう。
カセットボンベなど火気を伴う用品は製品の取扱説明に従い、使用期限や保管場所、換気などの安全条件も定期的に見直すことが大切です。
100均防災グッズを買った後にしておきたい準備
防災グッズは買っただけでは備えが完成せず、災害時に取り出して使える状態にして初めて役立ちます。
100均で費用を抑えられた分、家族で使い方を試し、保管場所や避難経路まで確認する時間をつくると備えの質が上がります。
年に数回の見直し日を決めておけば、電池切れや食品の期限切れ、家族構成の変化にも対応しやすくなります。
一度使ってみる
ライト、ホイッスル、エアー枕、アルミ保温ブランケットなどは、購入後に一度操作や使い心地を確認しておくのがおすすめです。
暗闇や強い不安がある状況では説明書をゆっくり読む余裕がないため、開け方やスイッチ位置を知っているだけでも行動しやすくなります。
- ライトを暗所で点灯
- ホイッスルの位置を確認
- リュックを背負って歩く
- エアー枕を膨らませる
- 保温シートを広げる
- 携帯トイレの手順を読む
保管場所を分散する
すべての防災用品を一つの棚へ集めると、その場所へ近づけない災害では取り出せないことがあります。
玄関付近の持ち出し袋、自宅内の備蓄、普段の携帯ポーチなど、用途に応じて分散すると対応の幅が広がります。
| 置き場所 | 主な役割 | 入れる物の例 |
|---|---|---|
| 玄関付近 | 緊急避難 | 持ち出し袋・靴・ライト |
| 自宅収納 | 在宅避難 | 水・食料・トイレ |
| 寝室 | 夜間対応 | ライト・履物・笛 |
| 携帯ポーチ | 外出時 | 小型ライト・衛生用品 |
定期的に入れ替える
食品、飲料水、電池、薬、衛生用品には期限や劣化があるため、一度そろえて終わりにしないことが重要です。
防災の日、誕生日、季節の変わり目など覚えやすい日を見直し日にすると、点検を習慣化しやすくなります。
子どもの成長、薬の変更、家族人数の変化などがあれば、リュックの中身と備蓄量もその都度更新しましょう。
100均を入口に無理なく防災を始めよう
「マツコの知らない世界」の2021年11月9日放送では、DAISOの8wayポケットナイフ、非常用呼子笛、ニットキャップ、すべり止め手袋、折りたたみリュック、アルミ保温ブランケット、らくらくエアー枕がTBS公式ページに掲載されています。
放送当時の商品や価格は現在と異なる可能性があるため、同じ商品を探すことより、照明、保温、救助要請、衛生、運搬など必要な機能をそろえる視点が大切です。
100均は小物や消耗品を手軽に準備する場所として活用し、水や食料、携帯トイレ、電源などは必要量や性能を優先して補いましょう。
最低3日、できれば1週間程度の在宅備蓄と、すぐ背負える非常持ち出し袋を分けて準備すると、避難と自宅待機の両方に対応しやすくなります。
まずは身近な100円ショップで一つずつそろえ、実際に使い、定期的に見直すところから防災を生活の中へ取り入れていきましょう。
非常時に備えた32点セットが安心
